欧州株:3日続落-トランプ米大統領の成長政策実現に疑問

22日の欧州株式相場は下落。指標のストックス欧州600指数は3日続落となった。トランプ米大統領当選以来、市場が織り込んできた景気支援策の実現性に疑問が生じたことが背景にある。

  ストックス600指数は前日比0.4%安の374.03で終了。公益事業株と電気通信株を除き全ての業種別指数が値下がり。とりわけ旅行関連銘柄の下げが目立った。

  CMCマーケッツ(ロンドン)の市場アナリスト、マイケル・ヒューソン氏はリポートで、「最もぼんやりとした楽観主義者ですら、ある程度コンセンサスがあるヘルスケア分野でさえ改革には思ったよりはるかに長い時間がかかりそうだということを認識しつつあるようだ」とし、「税制や銀行改革、インフラ支出などのプログラムはさらに後になる公算が大きい」と指摘した。

  英FTSE100指数は0.7%安と、1月末以降で最もきつい値下がり。ロンドンの議会議事堂の近くで発生したテロ事件で少なくとも1人の死者が出た。

  ストックス600指数の銀行株指数は2週間ぶりの安値に沈んだ。個別銘柄ではオランダのソフトウエアメーカー、ジェムアルトが17%安。第1四半期は減収となる見通しで、通期の業績予想も下方修正すると発表したことが嫌気された。

原題:European Stocks Mirror Global Selloff on Trump Trade Skepticism(抜粋)

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