22日の米国株式市場でシアーズ・ホールディングスの株価が急落、日中ベースで一時6週間ぶりの大幅安を記録した。同社は前日、先行きに「著しい疑問」があることを認めた。創業から131年、一時は世界最大手の小売業者だったシアーズの存続に、あらためて不安が強まっている。

  シアーズは年次報告書に「企業としての継続能力」に関する表記を加え、低調な業績が事業継続能力を脅かしていることを示唆した。フィッチ・レーティングスは昨年、デフォルトリスクの高い企業として同社を挙げた。

  同社の第4四半期(昨年11月-今年1月)決算では赤字が市場予想ほど悪化せず、債務圧縮と年間10億ドル以上の経費節減を約束した。同社の株価は2月9日以降、60%を超える値上がりを記録した。

  株価上昇は、同社が21日に年次報告書を提出すると一転した。22日の米国株式市場で同社の株価は一時16%近く下落した。

  シアーズは報告書で、「これまでの営業実績から、企業としての継続能力に著しい疑問が存在することが示された」と述べた上で、事業好計画が奏功し不安が緩和されることに期待を寄せた。同社のハワード・リーフス広報担当は電子メールで、「これまでの業績は著しい疑問が生じていることを示しているが、その不安を和らげるべく断固たる行動を取っていることを明確にしたい」と述べた。

原題:Sears Plummets After Citing ‘Substantial Doubt’ About Future (1)(抜粋)

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