今週の中国短期金融市場での資金逼迫(ひっぱく)は、本土のシャドーバンキング(影の銀行)にとって特に大きな痛みとなっている。

  銀行間取引金利が全般的に上昇する中で、銀行を除いた証券・投資会社など金融会社向けの金利が極めて急激な上昇となっている。ブルームバーグが集計したデータによれば、中国の大手銀行との比較で、こうした金融会社が支払う金利の上乗せ幅(プレミアム)は過去最大となっている。

  中小金融機関の一部が銀行間市場で借り入れの返済ができなかったもようで、7日物レポ金利のフィクシングと加重平均との開きは22日、2.47ポイントに拡大した。ノンバンクの借り手がフィクシングに大きな影響を及ぼす傾向がある一方で、加重平均金利は大手行の影響を大きく受ける。

  スタンダードチャータードの中国マクロ戦略責任者、劉潔氏(香港在勤)は「銀行以外の金融機関が市場で資金を確保するのが一段と割高かつ難しくなっている。当局の資金供給にアクセスできる大手の銀行は、そうした資金の多くを貸し出そうとしていない」と述べた。

原題:China Shadow Banks Squeezed by Record Premium for One-Week Cash(抜粋)

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