2014年4月の上場廃止以来、株式市場への復帰を果たしたマクロミル。3年ぶりの上場は、2017年の新規株式公開(IPO)企業として初の公開価格割れとなるなど多難な船出となった。

  東証1部市場に22日上場した同社の初値は、公開価格の1950円を4.3%下回る1867円。初値形成後も売りが優勢となり、一時は1720円(同12%安)まで下げ幅を広げている。公開規模は、公募48万7800株、売り出し2501万7200株、オーバーアロットメントによる売り出し181万8500株だった。

  松井証券の窪田朋一郎シニアマーケットアナリストは、初値が公開価格を下回った背景について、「期待で買い上げるには規模が大きいということがまず影響しているだろう。上場廃止当時と比べて時価総額が大きくなっており、セカンダリーからすると割高感もあるのではないか」と指摘。「全体相場が軟調な上、上場直後の高いボラティリティも下げを増幅している」とみる。

  同社はインターネットを活用した市場調査を中心にリサーチサービスやマーケティングに関するコンサルティングなどを手掛け、17年6月期の売上高は前期比10%増の358億円、営業利益は2割増の68億5000万円、1株利益は97.08円を見込む。

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