共和オバマケア代替案に反発、メディケイド巡り-23日下院採決か

  • メディケイドの98兆円減額で患者や州予算に影響との見方
  • 22日には議会予算局が法案のもたらす影響の新たな試算を発表

米医療保険制度改革法(オバマケア)を撤廃・代替する共和党の法案は、23日に見込まれる下院本会議採決を前に強い反発を招いている。メディケイド(低所得者向け医療保険制度)の縮小に非難が集まった。

  大手メディケイド保険業者の団体は21日、メディケイドを推計8800億ドル(約98兆2000億円)減額する共和党の法案について、「深刻な懸念」を抱いていると表明。州知事からも一部の共和党勢を含め、同法案が成立すれば州予算が削られる可能性があり、有権者に打撃となり得ると警戒の声が上がっている。

  22日には議会予算局(CBO)がオバマケア代替法案がもたらす影響の新たな試算を公表する予定であり、同法案への支持拡大の取り組みが極めて重要となる。一部の穏健派は患者や州への影響を理由に反対しており、保守派はコスト抑制やオバマケアの解消で踏み込み不足だと指摘する。トランプ大統領は同法案に反対票を投じる共和党下院議員は2018年の中間選挙で議席を失うだろうと警告しており、下院共和党の幹部は法案通過に楽観的だ。

原題:GOP Bill’s Medicaid Cuts Draw Fire as House Floor Vote Looms(抜粋)

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