ロシア大統領との会談お膳立て約束か-フィヨン氏600万円受領と仏紙

  • レバノン人資産家とプーチン氏およびトタルCEOとの会談設定か
  • 「新たなでっち上げ」だとロシアのペスコフ大統領報道官

フランス大統領選の主要候補である最大野党・共和党のフィヨン元首相が、レバノン人資産家フアド・マフズミ氏とロシアのプーチン大統領およびフランスの石油会社トタルのパトリック・プヤンヌ最高経営責任者(CEO)との会談をお膳立てする見返りとして、5万ユーロ(約600万円)を得たと仏週刊紙カナール・アンシェネが報じた。

  21日付の同紙によれば、2015年6月にサンクトペテルブルクで開かれた年次経済会議でプーチン大統領およびプヤンヌ氏との会談を設定する対価として、マフズミ氏がディレクターを務め、ドバイに本拠を置くフューチャー・パイプ・インダストリーズ・グループからフィヨン氏(63)のコンサルタント会社2Fに支払いが行われた。契約によると、ロシアとアルジェリア、ガボン、コートジボワール、フランス企業の有力者や政策担当者にマフズミ氏が接近する支援をフィヨン氏が行うことになっていた。

  マフズミ氏のドバイとアブダビのオフィスに電話したが応答がなく、会社のパリオフィスのスタッフからもコメントは得られていない。トタルの広報担当は、プヤンヌCEOはサンクトペテルブルクのフォーラムで通常数十人と会っており、マフズミ氏とも会った可能性があるとテキストメッセージで回答した。

  ロシア通信(RIA)は、プーチン大統領とフィヨン氏がマフズミ氏と会っている様子を示す写真を配信しているが、ロシアのペスコフ大統領報道官は、一連の会談の膳立てにフィヨン氏が関与した事実を否定し、「新たなでっち上げ」だとテキストメッセージで指摘した。
 
原題:Fillon Slips Further Back in France as Canard Reports Putin Ties(抜粋)

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