世界経済が3カ月前に比べ力強くなっているように見えることから、米パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)は成長率予想を引き上げ、超低金利時代が終わりに近づいているとの認識を示した。

  PIMCOは21日公表した最新見通しで、2017年の世界成長率が2.75-3.25%になると想定。昨年12月時点での2.5ー3%から予想レンジを上方修正した。ユーロ圏と英国、新興市場は12月の見込みより成長ペースが加速するとしている。

  「成長・インフレ見通し改善で、疲弊している各中央銀行は超緩和的金融政策からの出口に近づく可能性が高い」とPIMCOは指摘。「音楽が鳴りやんだときに、高水準のレバレッジを効かせている世界中の官民の借り手が踊り続けることができるかどうかは定かではない」と記した。

  PIMCOによれば、米連邦公開市場委員会(FOMC)は今年、恐らくあと2回の政策金利引き上げを行う見込み。欧州中央銀行(ECB)が年央ごろにフォワードガイダンスを変更し、18年の早い時期に資産購入のさらなる縮小を開始する可能性があるとの見方も示した。

原題:Pimco Boosts Outlook for Global Growth as Europe Picks Up Speed(抜粋)

最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE