米ナイキのシェア低下懸念に拍車も、12月-2月売上高は予想下回る

  • 独アディダスや米アンダーアーマーにシェア奪われる
  • 世界の受注は為替変動の影響を除いて1%減少、市場予想3.4%増

スポーツ用品メーカー、米ナイキの2016年12月-17年2月(第3四半期)売上高はアナリスト予想を下回った。アディダスやアンダーアーマーなどのライバルに押されているとの見方を勢いづける結果となった。

  同社が21日の米株式市場終了後に発表した資料によると、第3四半期売上高は前年同期比5%増の84億3000万ドル(約9400億円)。アナリスト予想平均は84億7000万ドルだった。

  米アンダーアーマーや独アディダスは米国を中心にナイキから市場シェアを奪いつつある。投資家はこうした状況をみてナイキ株に関心を失っており、株価は昨年、8年ぶりに前年比で下落した。第3四半期の北米売上高は3%の伸びにとどまり、同社の不振を鮮明にした。経営陣は電話会議で業績を楽観できる理由をあまり示さなかった。世界の受注は為替変動の影響を除いて1%減少した。アナリストらは3.4%増を予想していた。

  第3四半期の1株利益は68セントに増加し、アナリスト予想平均の53セントを上回った。ただ、粗利益率は1.4ポイント低下と、アンドルー・キャンピオン最高財務責任者(CFO)が昨年12月の電話会議で示した1-1.25ポイントの低下より大幅な落ち込みだった。

  ナイキ株は時間外取引で一時4.3%安の55.52ドルを付けた。
  

原題:Nike Gives Doubters Fresh Ammunition as Sales Miss Estimates (2)(抜粋)

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