米クリーブランド連銀のメスター総裁は21日、緩やかな利上げペースを維持すべきだとの見解を示した。また、景気改善が続いた場合は、4兆5000億ドル(約502兆円)規模に膨れ上がった連邦準備制度のバランスシートを年内に縮小し始めるよう提言した。

  メスター総裁はバージニア州リッチモンドでの講演テキストで、「経済状況が自分の予想通りに展開した場合、年内の再投資政策変更が望ましいだろう」と指摘。「再投資の停止はバランスシートの規模縮小と、長期的に米国債主体の構成に戻すことに向けた第一歩だ」と説明した。

  メスター総裁は向こう1年の米成長率がトレンド成長率の2%を「若干上回る」と予想。この予測に基づけば今年の複数回の追加利上げは妥当だろうとしたものの、連邦公開市場委員会(FOMC)の全会合での利上げは正当化されないと述べた。

原題:Fed’s Mester Favors Starting to Shrink Balance Sheet This Year(抜粋)

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