米金融会社アライ・ファイナンシャル(旧GMAC)は、利益の伸びがわずか数カ月前の予想を下回る可能性があることを明らかにした。米自動車メーカー各社が売り上げ増のために大幅な値引きや積極的なリース活用を図ったことから供給過剰となり、自動車ローンの貸し手やレンタカー会社に打撃を与えていることを示す最新の兆候だ。

  同社は21日、今年の増益率は5%にとどまる可能性があると説明した。同社のジェフリー・ブラウン最高経営責任者(CEO)は1月、今年の利益の伸びについて「15%には届かないが、 なお非常に堅調」と話していた。同社の予想はハーツ・グローバル・ホールティングスやオートネーションなどのレンタカー会社やディーラーグループの株価も圧迫した。

  米消費者の間では費用を抑えて新車に乗るためにリースの利用がかつてないほど増えており、リース切れとなって返還される車が供給過剰となり、価格下落を招いている。

  クリス・ハルミー最高財務責任者(CFO)は中古車価格は今年、昨年同様約5%下落するとの予想を示した。中古車価格下落は自動車ローンの貸し手にとって担保価値下落を意味し、貸倒引当金を増やさざるを得なくなる恐れがある。中古車価格下落への懸念は高まっており、フォード・モーターの金融サービス部門などの重しとなっている。

原題:Ally Profit Warning Deepens Angst Over Slumping Used-Car Prices(抜粋)

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