ロンドンを去るバンカーにとって最良の都市はダブリン-調査

  • 英語が公用語、マンションの賃貸料も安い
  • ミシュランの星付きレストランの数やカクテルの値段も考慮

英国の欧州連合(EU)離脱後にロンドンから配置転換になるバンカーにとって、最良の移転先はアイルランドのダブリンー。ロンドンに拠点を置く引っ越し業者のムービンガが15都市を比較した指数が示した。
 
  アイルランドの所得税率は最も高い国の一つで52%と高水準だが、英語が公用語であることとマンションの賃貸料が相対的に安いことが高評価の理由だと、ムービンガがウェブサイトで説明している。ダブリンに次ぐ2番目はアムステルダム。フランクフルトは6位、パリは9位で、マルタのバレッタやベルギーのブリュッセルの方が指数が高いという。
 
  銀行はメイ英首相が今月末に2年にわたる離脱交渉を開始させる直後から雇用を英国から移し始める見込みで、EU市場へのアクセスを維持したい銀行が選ぶ移転先の一つとしてダブリンが浮上している。ムービンガは税制や言語、賃貸料のほかミシュランの星付きレストランや英高級ブランド、バーバリーの店舗の数、仕事を終えた後に飲むカクテルの値段などの要素を検討して指数を算出した。
 
  「パリやフランクフルトが銀行業界の雇用移転の受け皿になると皆が話している」が、「ダブリンやバレッタ、ルクセンブルク、アムステルダムの方がこうした従業員にとって居心地がいいかもしれない」とムービンガのマネジングディレクター、フィン・ヘンゼル氏は話した。
 
  コンサルティング会社Z/Yenグループの世界金融センター指数でダブリンは昨年9月に31位と同年3月の39位から上昇していた。

原題:Dublin Is Best EU City for Bankers Fleeing Brexit, Study Says(抜粋)

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