ドイツ銀行は外国為替市場における同行の行為を巡り、米連邦準備制度理事会(FRB)とニューヨーク州金融サービス 局(DFS)から制裁金の支払いを求められる見通しだ。事情に詳しい関係者1人が明らかにした。

  ドイツ銀は20日、米司法省が為替市場操作に関する刑事捜査を処分に至らずに終了したと年次報告書で公表。同行は司法省の処分を免れた為替取引業者としては最大となる。しかし、関係者によると、FRBとDFSは同行が支払うべき制裁金を確定する詰めの作業を行っており、FRBは独自の調査を既に終え、DFSの調査も終結が近いという。

  ドイツ銀は司法省による外国為替捜査に対応する必要はなくなるが、ニュー ヨーク市マンハッタンの連邦地検は、同行による制裁違反や「ミラートレード」と呼ばれる手法を用いたロシア人顧客によるマネーロンダリング(資金洗浄)疑惑を巡る捜査を継続している。

  マンハッタンの連邦地検のドーン・ディアデン広報官は、捜査の進展状況に関するコメントを避け、ドイツ銀の広報担当およびFRBとDFSの報道官もコメントを控えている。

原題:Deutsche Bank Said to Face Regulatory Fines Over Currency Trades(抜粋)

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