ブラジル食肉加工大手、安全性を消費者に訴え-不正捜査のさなか

  • JBSとBRF、影響軽減へ大規模なメディアキャンペーン開始
  • ブラジル警察当局、汚職と食肉に関連する不正の証拠を捜査中

ブラジルの大手食肉加工会社JBSBRFは消費者に対し、新聞に全面広告を掲載したりゴールデンタイムにテレビでスポット広告を流したりして自社の食肉が安全であると改めて呼び掛けている。両社は汚職疑惑でブラジル当局の捜査対象となっている。

  ブラジル連邦当局が17日、不衛生な食肉の販売を承認するよう両社が政府担当者に賄賂を支払った証拠を得るため捜査していると発表して以降、両社の株価は下落。中国と韓国はブラジル産食肉の輸入の一部を一時停止し、欧州連合(EU)は推移を見守っていることを明らかにした。

  ブラジルの生産者が製造したソーセージとコールドカット(スライスした冷製の調理済み肉)に豚の頭などの部位が含まれていたり、一部の食肉製品には段ボール紙が含まれていたりするほか、腐った食肉の臭いをごまかすために酸が利用されたケースもあると連邦当局は指摘している。

  連邦当局の発表以降、損害を食い止めるための策として両社は、ゴールデンタイムにテレビ広告を流し、新聞に全面広告を掲載し、不衛生な食肉を販売したことはなく、製品は完全に安全であると主張。一部のブラジル産食肉に段ボール紙と酸が添加されているとする捜査担当判事の見方を否定している。

原題:Meat Giants Rush to Reassure Brazilians Amid Latest Scandal (3)(抜粋)

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