中国の複合企業、海航集団(HNAグループ)がニューヨーク市マンハッタンにある245パーク・アベニューのオフィスタワー買収に向けた取引を主導している。買収額は22億1000万ドル(約2500億円)に上り、取引が成立すればニューヨークの超高層ビルで最大級の買収案件となる。事情に詳しい関係者2人が明らかにした。

  取引が非公開だとして匿名を条件に話した関係者によると、HNAは同物件の取得で少なくともパートナー1社と関わっている公算が大きい。このオフィスタワーにはJPモルガン・チェースなどが入居しており、売り手はブルックフィールド・プロパティー・パートナーズとニューヨーク州教職員退職年金基金。広さは15万8000平方メートル。

  買収が完了した場合、マンハッタンのミッドタウンにある金融の中心地の中枢が中国の所有となる。HNAの広報担当者、クレメント・ウェイ氏に業務時間前に電子メールを送ったが、今のところ返信はない。245パーク・アベニューのオフィスタワー買収を巡ってはニューヨークの不動産を扱うリアル・ディールが20日、ウェブサイトで先に報じていた。

原題:China’s HNA Said in $2.21 Billion Deal to Buy NYC Office Tower(抜粋)

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