ニューヨーク連銀のダドリー総裁は21日、昨年発覚した米銀ウェルズ・ファーゴを巡る不祥事について、米銀行業界の慣行是正に向けてやるべきことがまだ残っていることを示していると指摘した。

  総裁はロンドンで開かれたバンキング・スタンダーズ・ボード主催のフォーラムでの講演テキストで、「2000年代前半の住宅ローンブローカーと同じく、仕事を続けられるかどうかは手段を問わず目標を達成できるかにほぼかかっていたように見える」と説明。「ウェルズ・ファーゴが重視した価値と同行が採用したインセンティブには重大なミスマッチが存在した」と述べた。

  ダドリー総裁はその上で、「短期的には各銀行が企業文化の見直しで前進を図るべきだ」と指摘した。講演テキストでは経済状況や金融政策の見通しについて論じることはなかった。

原題:Fed’s Dudley Says Wells Fargo Shows Bank Culture Needs Improving(抜粋)

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