中国・北京での経済フォーラムに集った世界の要人はいずれも保護主義に反対する立場を示し、トランプ米大統領の政策に異を唱えた。その一方で中国に対しては、一部から重商主義的とみられている行動を抑制するよう警告した。

  ドイツで18日閉幕した20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議は声明に反保護主義の文言を盛り込めなかったが、19-21日開催の中国発展ハイレベルフォーラムの参加者らは保護主義反対で結束した。

  2001年の中国の世界貿易機関(WTO)加盟の際に米通商代表部(USTR)代表として中国首脳と交渉に当たったシャーリーン・バシェフスキー氏は同フォーラムで参加者らに、「低賃金国との貿易で、中国は米国の非難の矢面に立たされている」と述べた上で、「米中両国は共に、開かれた世界市場の実現で非常に大きな責任を負っている。中国にとっては国内経済のさらなる改革と開放を意味し、グローバル化が正当性を保つには差別的措置の撤回も不可欠だ」と説明した。

原題:Global Elite in Beijing Ponder Ways to Avert ‘Surly Nationalism’(抜粋)

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