米連邦最高裁判事に指名されたニール・ゴーサッチ氏の指名承認公聴会が20日、上院司法委員会で始まった。民主党議員は同氏を非主流派と見る一方、共和党重鎮は法に対する同氏の「変わることのないコミットメント」を称賛した。1年間に及ぶ空席を埋める指名承認の公聴会では与野党分裂が鮮明となった。

  ゴーサッチ氏は議員らの公聴会冒頭での発言を静かに、時にうなずいたり、笑みを浮かべたりしながら聞いた。

  「連邦最高裁判事の職務とは、貧富や強弱にかかわらず、あらゆる訴訟当事者が法の下で平等な保護や、苦情申し立てに対する正当な手続きを受けられるようにすることだと、指名を受けたゴーサッチ氏は語っている」と、同委のチャック・グラスリー委員長(共和、アイオワ州)は20日の公聴会で述べた。同委員長によると、4月3日に委員会採決を予定している。

  トランプ大統領から指名を受けたゴーサッチ氏(49)は、共和党が52対48で上院の多数派を握る中で極めて有力な候補だ。同氏は20日遅くに発言機会がある。

  一方で民主党のリチャード・ダービン議員(イリノイ州)はゴーサッチ氏に「あなたはこれまでの裁判で、労働者や家族の人権認識・自由擁護の働きかけをことごとく棄却もしくは却下してきた」と指摘。同議員はまた、企業や経営者が宗教上の権利を主張するのをゴーサッチ氏が支持してきたとして批判した。

原題:Gorsuch Top Court Hearing Starts With Preview of Party Split (3)(抜粋)

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