20日の米株式相場は小幅ながら3営業日続落。シカゴ連銀のエバンス総裁が「2017年における2回ないし3回の利上げ」を支持する考えを示し、国債相場が上昇。金融株などが下げた。

  米連邦公開市場委員会(FOMC)は先週、利上げを実施した上で、参加者予測の中央値として年内あと2回の利上げを想定していることを示唆していた。

  S&P500種株価指数は前営業日比0.2%下げて2373.47。ダウ工業株30種平均は8.76ドル安の20905.86ドル。ナスダック総合指数は日中取引の最高値を付けた後、ほぼ変わらずで終えた。

  S&P500種のセクター別では、米国債利回りの低下を背景に金融が0.9%下落。11セクターのうち7セクターが下落。公益事業は0.7%下げた。一方、不動産は0.1%高。

  原油安を嫌気してエネルギー株は0.1%下落。米石油リグ(掘削装置)稼働数の増加を受け、石油輸出国機構(OPEC)が減産合意を延長するとの期待が後退し、原油相場は下落した。

  出来高は約58億株と、年初来で最低となった。

  今週は住宅関連指標や耐久財受注の発表がある。FOMCは先週、緩和的な政策を当面続ける姿勢を示した。

  フェデラルファンド(FF)金利先物が示唆する6月までの利上げ確率は58%となっている。

原題:U.S. Equities Decline as Bonds Strengthen, Financial Stocks Drop(抜粋)
U.S. Stocks Retreat, Bonds Rise as Dollar Slips: Markets Wrap (抜粋)

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