イスラム圏6カ国からの入国を制限する新たな大統領令を差し止める仮処分を米メリーランド州の連邦地裁が命じたことを不服として、トランプ政権はバージニア州リッチモンドの連邦高裁に仮処分の取り消しを求めて上訴することを明らかにした。

  新たな入国制限令をめぐってはハワイ州の連邦地裁も執行停止を命じており、この仮処分について上訴すれば、サンフランシスコの連邦高裁が審理を担当することになる。リッチモンドの連邦高裁は、最初の入国制限令で地裁の差し止め命令を支持したサンフランシスコの高裁ほどリベラルでないと受け止められており、トランプ政権が勝てる可能性が比較的高いと考えられる。

  一方、リッチモンド大学のカール・トビアス教授(法学)は、オバマ前大統領が多くの判事を指名したことで、リッチモンドの高裁はかつてほど保守的ではないと指摘しながらも、トランプ大統領は「そこでは勝ち目が十分あると私は思う」と述べた。

原題:Trump Moves Travel-Ban Fight to Virginia-Based Appeals Court (3)(抜粋)

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