17日の米国債相場は上昇。米消費者のインフレ期待が大きく後退したことが手掛かり。また欧州中央銀行(ECB)当局者の発言を受けて売られていた欧州債が下げを埋めたことも、米国債を支えた。米国債相場は週間ベースでも上昇した。

  この日発表された3月のミシガン大学消費者マインド指数(速報値)によると、今後1年間のインフレ期待は2.4%、前月の2.7%から低下した。向こう5年間では2.2%と、1980年代以来の低水準となっ

  ニューヨーク時間午後5時現在、10年債利回りは前日比4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の2.50%。利回りは週間ベースでも下げた。

  ECB政策委員会メンバー、ノボトニー・オーストリア中銀総裁は16日、ECBの預金金利について、主要政策金利より先に引き上げることも可能との認識を示した。この発言に反応し、ドイツ債利回りは17日、一時上げていた。

  今週の14-15日の連邦公開市場委員会(FOMC)会合を前に米国債は大きく売られていた。クレディ・アグリコルの米国債トレーディング責任者、ダン・マルホランド氏(ニューヨーク在勤)は「FOMCの政策決定を待っていた資金が相当額あり、それが決定発表後に動いた」ようだと分析した。

原題:Treasuries Rise, Cement Weekly Gain Amid Post-Fed Buying(抜粋)
原題:Consumer Sentiment in U.S. Rises as Household Finances Improve(抜粋)

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