世界的な資産運用会社の収入は手数料やリターンへの圧力が弱まることなく続けば、今後2年に最大で30%減少する可能性がある-。モルガン・スタンレーおよびコンサルタント会社、オリバー・ワイマンは共同でまとめたリポートの中でこう指摘した。

  ベッツィー・グラセック氏らモルガン・スタンレーのアナリストとオリバーのパートナー、クリスチャン・エデルマン氏は同リポートで、2019年までに手数料がさらに10%下落し、投資資金が手数料の低い金融商品に移行を続ければ、業界全体の総収入が3%減少にとどまるとの基本シナリオを示した。

  しかし、より弱気な2つのシナリオが示すリスクは上振れリスクよりも高いとし、「下振れリスクの方が高いと判断している」と指摘。金融政策が景気浮揚に失敗したり、資産拡大の初期に基準価額の暴落が起これば、収入は約30%減少するとの見方を示した。

  このリポートは低手数料のパッシブ運用ファンドからシェアを守ろうとするアクティブ運用ファンドの課題を浮き彫りにしている。モルガン・スタンレーによると、アクティブ運用ファンド間の資金フローはパッシブ運用ファンドに向かうフローのなお2.5倍前後あり、基準価額と金融商品が資金運用会社にとって鍵になるという。

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原題:Asset Manager Revenue May Fall 30% by 2019, Morgan Stanley Says(抜粋)

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