欧州中央銀行(ECB)はドイツ銀行に対する検査で、デリバティブ(金融派生商品)や複雑な金融投資のリスク管理に欠陥があり、同行での価格設定プロセスへの疑問が生じていると判断した。イタリア紙イル・ソレ24オレが報じた。

  匿名の関係者による情報として同紙が報じたところによると、ECBはこの検査を数カ月前に開始し、最近完了した。この結果、ドイツ銀行のリスク管理体制は十分に統合されておらず、顧客に対面する行員の言動を制御する力が足りないことが判明した。検査官はまた、生命保険から気候関連の証券に至るまで数々の契約に欠点があることも突き止めた。

  ドイツ銀行の広報担当者はブルームバーグの取材に対し、コメントを控えた。ECBの報道官は個別銀行についてのコメントは控えた。

  ソレ24オレ紙によると、この検査結果を受けてECBは傘下の銀行監督部門にデリバティブのバリュエーションについて透明性を高めるための特別作業部会を設置した。検査の最終報告は依然、ECB内で審査中という。

原題:ECB Found Deutsche Bank Risk Management Weakness, Sole Reports(抜粋)

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