3月の米消費者マインド指数は現在の景況感を示す指数が過去16年で最も高かった。その一方で、見通しについては支持政党によって見方に大きな差が生じた。

  3月のミシガン大学消費者マインド指数(速報値)は97.6と、前月の96.3から上昇した。ブルームバーグがまとめたエコ ノミスト予想の中央値は97だった。現在の景況感を示す指数は114.5と、2000年11月以来の高水準だった。前月は111.5。

  ミシガン大の消費者調査ディレクター、リチャード・カーティン氏は「どのような経済政策が成立するのか、また規制はどうなるのかなど、消費者は共和党支持者でさえ強い不透明感があることを認識している」と述べ、「楽観が強まる一方で不透明感も高まるという、異例の状況だ」と続けた。

  6カ月後の先行き景況感を示す期待指数は86.7と、前月の3カ月ぶり低水準(86.5)からほぼ変わらず。

  期待指数は共和党支持者の間では122.4、民主党支持者の間では55.3にとどまった。ドナルド・トランプ氏が大統領選挙に勝利して以来、両党支持者の間でその差は開いている。共和党支持者の87%が向こう5年間の景気拡大を予想しているのに対して、民主党支持者は同22%だった。

  今後1年間のインフレ期待は2.4%、前月の2.7%から低下した。向こう5年間では2.2%と、1980年代以来の低水準。前月は2.5%だった。

原題:Consumer Sentiment in U.S. Rises as Household Finances Improve(抜粋)

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