エアバス:独立コンサルタントの不正行為めぐる捜査、仏当局も開始

  • 英当局は昨年8月に詐欺、贈収賄、汚職の疑いで捜査入り
  • 同社は既にコンサルタントを解雇、捜査への全面協力を表明

欧州の航空機メーカー、エアバス・グループは16日、航空機販売や航空機向け融資あっせんをめぐって同社の独立コンサルタントの一部が関与した不正行為疑惑について、英当局に続いて仏検察当局も捜査に乗り出したことを明らかにした。

  英重大不正捜査局(SFO)は昨年8月、詐欺、贈収賄、汚職の疑いで同社の民間航空機部門への刑事捜査に着手していた。同社の発表によれば、英仏両当局は今後、相互に連携していくという。

  エアバスは捜査に全面的に協力すると表明しており、既に疑わしいコンサルタントを解雇している。捜査は数年にわたって続く見込みで、海外事業拡大と新たな航空機需要鈍化への対応を図る同社にとって、状況はさらに厳しくなっている。不利な結果が出れば、評判に傷が付き、多額の罰金を科される恐れもある。

  16日の米株式市場で、エアバスの米国預託証券(ADR)は前日比1.5%安の18.61ドルで終了。エアバス株は仏パリ市場でも下落し、70.36ユーロで引けた。株価は同社が英当局による捜査を公表した昨年8月7日の前営業日と比べ38%上昇している。

原題:Expansion of Airbus Fraud Probe Increases Scrutiny of Middlemen(抜粋)

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