安倍晋三首相は17日午後の衆院外務委員会で、大阪市の学校法人「森友学園」の籠池泰典理事長が主張したと報じられた昭恵夫人を通した学園への寄付を否定した。

  首相は籠池氏への寄付について「あり得ない話。妻や事務所など第三者を通じても行ってはおりません」と語った。昭恵夫人が寄付した可能性については「念のため、妻にも確認を取りましたが、領収書等の記録もなく、妻個人としても寄付は行っていない」と語った。福島伸享氏(民進)への答弁。

  福島氏は昭恵夫人と籠池理事長の夫人との関係もただした。首相は昭恵夫人が学園への国有地払い下げが国会で問題化した後もメールを交換していたことを認めたが、「問題のない中身だ」と指摘。籠池夫人側が了解すれば公開してもいいと語った。

  共同通信によると、籠池氏は昭恵夫人が2015年9月に講演で学園を訪れた際、小学校開校への寄付金として100万円を受け取ったと主張。昭恵氏は首相からだと説明したという。同通信は籠池氏による参院予算委員会視察団への説明を関係者からの情報として報じた。

  衆参両院は17日午後にそれぞれ予算委を開催し、23日に籠池氏への証人喚問を実施することを決めた。参院は午前10時、衆院は午後2時50分に開始する。

  

最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE