ムニューシン米財務長官は16日、ドルの長期的な強さが経済にとって最大の利益であり、ドルへの信頼を反映するとの見解を示した。

  就任後初の外遊で欧州を訪問中のムニューシン長官はベルリンでショイブレ独財務相と共同記者会見し、「短期的にはドルの強さで特定の問題が生じる可能性があるが、私が注目するのは、ドルの長期的側面や世界の安定した準備通貨としての重要性だ」と説明。「長期的に最大の利益として、ドルの強さは良いことであり、長期的なドルの強さは準備通貨への信頼の表れだと思う」と指摘した。

  ブルームバーグ・ドル・スポット指数は昨年11月の米大統領選でドナルド・トランプ氏が勝利して以来2.6%上昇している。16日の記者会見中に、ドル相場は同日の下げを一部回復した。

  為替操作の問題に関しては、同長官は「各国が為替操作をしないことが重要」とのショイブレ財務相との共通の見解で議論したことを明らかにした。また、米財務省が他国の為替政策を半年に1度検証しており、継続的に相手国や国際通貨基金(IMF)と協力しているとあらためて説明した。

  同長官は17-18日に開かれる20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議に出席のためドイツを訪問中で、16日にはハモンド英財務相とも会談した。

原題:Mnuchin Reaffirms Support of Strong Dollar in Overseas Debut (1)(抜粋)

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