16日の米国債相場は下落。この日はイングランド銀行(英中央銀行)が利上げに近づいたとの見方から英国債が急落。またオランダ下院選の情勢判明で不透明感が後退したことを背景にユーロ圏の中核国の債券も値下がり。そうした中で米国債も売られる展開となった。また欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバー、オーストリア中央銀行のノボトニ-総裁の発言も米国債には下押し圧力となった。

  15日投開票のオランダ下院選では、ルッテ首相率いる自由民主党(VVD)が反イスラムを掲げるウィルダース党首の極右・自由党(PVV)を抑えて、第1党の座を維持した。

  ノボトニー総裁はECBの預金金利について、主要政策金利より先に引き上げることも可能との認識を示した。

  ニューヨーク時間午後4時59分現在、10年債利回りは前日比5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の2.54%。前日は米連邦公開市場委員会(FOMC)参加者の向こう2年間における追加利上げの予測中央値が前回から変わらなかったことに反応し、約11bp下げていた。  

  ゴールドマン・サックスは10年債利回りについて、年末までに3%に達する軌道を外れていないと指摘。「循環的な上向きの基調の継続や、米当局の緩やかな引き締め」を理由に挙げた。

  投資適格級の社債発行は2日間の減速後、再び活発になった。この日はウィンダム・ワールドワイドや豪センター・グループなどが10年物を発行した。

原題:Treasuries Pare Fed-Fueled Gains, Late Bund Selloff Weighs(抜粋)

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