業績目標をまたして達成できなかったとしても、英国の大手銀行幹部は成果報酬を手にできる見込みだ。

  各行の年次報告書とオートノマス・リサーチの調べによると、バークレイズ、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS)、スタンダード・チャータードは最高幹部に成果報酬を付与する基準を投資家に提示した公式目標よりも甘く設定していた。

  マヌス・コステロ氏らオートノマスのアナリストは13日付のリポートで、バークレイズのジェス・ステーリー最高経営責任者(CEO)の長期成果報酬に連動する株主資本利益率(ROE)目標が「驚くほど低い」と指摘。RBSのロス・マキューアンCEO個人に課されたコスト削減目標は同行が掲げる目標よりも厳しいものではなかったという。

  スタンダード・チャータードのビル・ウィンターズCEOは5%を下回る増益しか挙げられなかったとしても、成果報酬の利益に連動する部分の25%を受け取ることができる。この増益率は、一般的に投資家が銀行に要求する半分にすぎない。

  バークレイズとRBSの広報担当者はコメントを控えた。スタンダード・チャータードはCEOに対する成果報酬の基準について「適度の困難を伴う」よう設定されていると回答した。

原題:U.K. Bank CEO Pay Tied to ‘Surprisingly Low’ Goals They Can Beat(抜粋)

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