英中銀:8対1で金利0.25%に維持-フォーブス氏が利上げ主張

更新日時
  • MPCは8対1で金利据え置きを決定、過去最低の0.25%
  • 何人かは小さな上向きのニュースがあれば姿勢を変えるだろうと言明

イングランド銀行は16日、政策金利の据え置きを発表した。決定は8対1で、フォーブス委員が利上げを主張した。

  金融政策委員会(MPC)は政策金利を過去最低の0.25%で据え置いた。フォーブス氏は0.5%への利上げを支持した。債券購入プログラムの現状維持は全会一致で決めた。決定はエコノミストの予想通りだったが、票が割れたことは予想外だった。

  MPCは成長促進の必要性と通貨安に起因するインフレ加速への懸念をてんびんにかけた。フォーブス氏はバランスがシフトしたとの見解を示した。同氏はインフレ率が向こう3年にわたり中銀目標を上回ると予想。一方で成長減速の確固とした兆候は見られないことから直ちに政策を変更すべきだと主張した。

  会合の議事録によれば「インフレ率が急速に上昇する中、国内経済活動の減速の兆候はまだら模様でしかない。一部メンバーは経済活動とインフレの見通しについて相対的に小さな上向きのニュースがあれば、より早期の景気支援策縮小が妥当である可能性を検討するのに十分だとの見解を示した」という。

  ポンドは発表後に下げを消し、ロンドン時間午後0時16分現在は前日比0.4%高の1ポンド=1.2344ドル。

  インベステック・セキュリティーズのエコノミスト、クリス・ヘア氏は「わずかばかりのムードの変化が感じられる。しかし、私としてはあまり気にしない」と述べた。

  金利決定で票が割れたのは国民投票で欧州連合(EU)離脱が選ばれた後の昨年7月会合以来。当時は1人が直ちに利下げすることを主張し、中銀は結局8月に利下げした。

原題:Forbes Votes for BOE Rate Hike as Hawkish Views Gain Traction(抜粋)

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