英国の欧州連合(EU)離脱通告法が正式に法律となった。離脱手続き開始の権限をメイ首相に与える法の成立で、同首相が月内に行動する準備が整った。

  EU離脱通告法は、最後の関門であるエリザベス女王の裁可を得た。英上院のファウラー議長が16日、議場で宣言した。英国では法成立に女王の裁可が必要。

  メイ首相がリスボン条約50条を発動して2年にわたるEU離脱交渉を開始するには、137語から成る同法の成立が必要だった。EUの基礎となったローマ条約調印60周年を記念するEU首脳会議(サミット)を25日に控えていることから、英政府はこれが終わるのを待つ姿勢を示している。

  同法案について、EUとの合意が成立しない場合に議会での採決を必要とする修正を一部議員が求めたが、メイ首相は原案通りでの成立にこぎ着けた。

原題:U.K. Brexit Bill Becomes Law, Allowing May to Trigger Talks(抜粋)

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