国内市況の指標はここをクリックしてご覧下さい。過去の国内市況の記事はこちらです。

●日本株3日ぶり小反発、資源やコマツ高い-重要イベント通過に安心も

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

  東京株式相場は小幅ながら3日ぶりに反発。海外原油市況の反発を材料に鉱業や海運株など資源セクターが上げ、アナリストの強気判断を受けたコマツなど機械株、古河電気工業など非鉄金属株も高い。日米の金融政策決定会合やオランダ総選挙など、内外重要イベントの無難な通過もプラス要因。

  TOPIXの終値は前日比1.38ポイント(0.1%)高の1572.69、日経平均株価は12円76銭(0.1%)高の1万9590円14銭。

  岡三アセットマネジメントの前野達志シニアストラテジストは、「イベント前に手控えていた向きが予想通りに通過し、買いに戻った」と指摘。米国の連邦準備制度理事会(FRB)と日本銀行の政策は対照的で、「日米金利差でドル高・円安への期待が高まりやすく、日本株にプラス」との見方を示した。

  東証1部33業種は海運や非鉄金属、鉱業、機械、石油・石炭製品、パルプ・紙、金属製品、鉄鋼など26業種が上昇。保険や銀行、食料品、医薬品、輸送用機器など7業種は下落。鉱業や石油は、米在庫の予想外の減少で前日のニューヨーク原油先物が2.4%高と反発したことが支援材料となった。東証1部の売買高は17億9651万株、売買代金は2兆1590億円。代金は前日から3割弱増え、活況の目安である2兆円を4営業日ぶりに上回った。

  売買代金上位では、鉱山機械市場の回復予想からメリルリンチ日本証券が投資判断「買い」で調査を再開したコマツ、大和証券が投資判断を上げた古河電気工業が高い。ソフトバンクグループやブイ・テクノロジー、ミネベアミツミ、日本郵船も買われた。半面、子会社の成長鈍化で中期経営計画達成へのプレッシャーはより強くなった、とみずほ証券が指摘した第一生命ホールディングスは安い。中国国営テレビが不当表示の販売などと批判した良品計画とカルビー、AFP通信が仏ルノーの排ガス試験をめぐる不正行為を報じた影響で、日産自動車も下げた。

●債券上昇、日米の金融政策消化し買い圧力-スティープ化見通し後退も

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

  債券相場は上昇。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を受けて米金利が低下した流れを引き継ぎ買いが先行した。日本銀行の金融政策決定会合を無難に通過し、期末に向けた投資家の買いに対する期待感も相場の下支え要因となった。

  長期国債先物市場で中心限月6月物は前日比17銭高の150円08銭で取引を開始。午後には一時150円20銭と約1週間ぶりの水準まで上昇し、結局は26銭高の150円17銭で引けた。

  バークレイズ証券の押久保直也債券ストラテジストは、「FOMCでは利上げが行われたものの内容的にはややハト派的と受け止められ、米債が買われた流れが今日の円債にサポート材料になった」と説明。「日銀に関してはノーサプライズだったが、当分は動かなさそうという印象が強まる結果だった」とし、「官製春闘にピークアウトの兆しがみられるほか、原油安などといった環境の中で、単純にがんがんスティープしていくという見方ばかりではなくなった」と言う。

  現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の346回債利回りは、日本相互証券が公表した前日午後3時時点の参照値より1ベーシスポイント(bp)低い0.08%で寄り付いた後、0.07%と8日以来の水準まで買われた。新発20年物160回債利回りは2.5bp低下の0.64%、新発30年物54回債利回り3.5bp低い0.825%を付けた。

●ドル・円が一時113円台割れ、FOMC期待の反動で2週間ぶり

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

  東京外国為替市場では、ドル・円相場が一時2週間ぶりに1ドル=113円台割れの水準まで下落。米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げペースの加速が示されず、米金利の低下を背景にドル売り圧力がかかった。

  午後4時58分現在のドル・円は前日比0.1%安の113円22銭。午前10時前には一時113円16銭と前日の米国時間に付けた今月1日以来の安値を更新。その後は日本株の持ち直しもあり、もみ合いとなったが、午後4時すぎには一段安となり、112円91銭まで値を切り下げた。

  大和証券投資戦略部の石月幸雄シニア為替ストラテジストは、一部の年内4回の米利上げ見通しにくっついて、先週115円を「つっかけたのが前のめり過ぎた」とドル下落を説明。「短期的にみて上値トライの雰囲気はほぼない。115円乗せは苦しくなった」と話していた。

最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE