英中銀、目標上回るインフレ率容認も-過去最低0.25%据え置き発表か

イングランド銀行(英中央銀行)の金融政策委員会(MPC)による政策決定が、ロンドン時間の16日正午(日本時間同日午後9時)に公表される。政策金利のレポ金利は過去最低の0.25%で据え置かれるとエコノミストは予想している。

  欧州連合(EU)離脱を選択した昨年6月の国民投票以降で18%下落したポンド相場が、消費者物価を押し上げ家計を圧迫し始めているが、成長が抑制されることがないよう政策担当者は目標を上回るインフレ率を容認する可能性が高い。米国のインフレ率が目標に近づく中で、米連邦公開市場委員会(FOMC)が15日に利上げを決定し、年内の追加利上げを示唆した状況とは対照的だ。

  昨年6月の国民投票以降の英経済は大方の予想に比べて好調に推移し、イングランド銀は成長見通しを先月上方修正。同中銀はインフレ率が間もなく2%の目標を突破し、年内に3%近くに達すると予測している。だがインフレの大部分は、賃上げなど国内で生じた物価圧力ではなく、ポンド安に伴う輸入物価の値上がりに起因している。英国のEU離脱に向けた交渉が今月中に開始される見込みだが、先行きの不透明感が消費や投資の見通しを曇らせている。

原題:BOE to Hold Record Low Rate as Brexit-Weary Pound Fuels Prices(抜粋)


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