米マクドナルドのフランチャイジー(加盟店)としてファストフード店舗を運営する業者が、同社に取締役を送り込むことに道が開ける可能性が出てきた。マクドナルドの経営陣とフランチャイジーは近年、ぎくしゃくした関係が続いている。

  金融・投資コンサルティング会社のシーガル・マルコ・アドバイザーズは、フランチャイジーが自ら選んだ代表者をマクドナルドの取締役会に派遣できるよう、新しい種類の優先株を付与されるべきだと提言。世界中のマクドナルド店の85%を所有するフランチャイジーが同社にロイヤルティーを支払い、同チェーンの価値を生み出していると指摘した。

  シーガル・マルコのバイスプレジデント兼企業統治担当ディレクター、モーリーン・オブライエン氏は、「マクドナルドの利害の大部分を担うフランチャイジーの声を取締役会は聴くべきだ」と述べた。同氏によると、ニューヨーク本拠のシーガル・グループ傘下のシーガル・マルコは、マクドナルド株を約5100株保有する信託のスポンサー。

  シーガル・マルコの案が株主に提示される時期や、そもそも提示されるかどうかは不明。マクドナルドは1月、今年の株主総会の通知書類にシーガル・マルコの提案を含めないよう求める書簡を米証券取引委員会(SEC)に送付した。マクドナルド広報担当のテリ・ヒッキー氏によると、同社は回答を待っているという。

原題:McDonald’s Franchisee Board Seat Eyed After Years of Discord (1)(抜粋)

最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE