盗聴されたとのトランプ氏の主張に証拠求める議員、FBI長官と会談

  • コミーFBI長官、グラスリー、ファインスタイン両上院議員と会談
  • 下院情報委員長:「証拠を入手していない、盗聴があったと思わず」

昨年の米大統領選中にオバマ前大統領の命令に基づく盗聴行為を受けたとトランプ現大統領が主張しているが、証拠はあるのか-。この疑問をめぐり議会から回答を迫られている米連邦捜査局(FBI)のコミー長官は15日、上院議員らと会談した。

  長官と会談した上院司法委員会のチャック・グラスリー委員長(共和、アイオワ州)と同委の民主党トップ、ダイアン・ファインスタイン議員(カリフォルニア州)は非公開の状況説明の終了後、記者団に対して詳細を開示することを控えた。

  ファインスタイン議員はその後記者団に、「委員長と私は特定のトピックに関する状況説明を求める書簡を書き送った。その内容に私は踏み込まないが、委員長の厳しい口調の力でわれわれは状況説明を受けることができた」とコメント。「今回の説明は全てデリケートな問題で、極秘情報であったため、どんな質問にも答えられない」と付け加えた。

  FBIによると、コミー長官は今月20日に下院情報特別委員会で証言する。同委のニューネス委員長は15日のワシントンでの記者会見で、盗聴が「行われた証拠を入手していない。トランプタワーで実際に盗聴があったとは私は思わない」と述べていた。

  トランプ大統領はトランプタワーがオバマ大統領によって11月の大統領選前に「盗聴された」とツイッターに投稿したが、トランプ政権はこの主張を裏付ける証拠をまだ提示していない。

原題:Comey Meets With Lawmakers as Calls Grow for Wiretapping Answers(抜粋)

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