米ナイキがやり玉に-不適切な広告と中国国営テレビの「3.15晩会」

  • ナイキは購入者に連絡し補償と謝罪を行ったと発表
  • 消費者保護デーの番組は、「MUJI」ブランド製品も問題視

米ナイキが中国国営テレビの消費者保護をテーマとした番組でやり玉に挙げられた。スポーツブランドを展開する同社にとって、中国は2番目に大きな市場。

  企業を名指しし問題を指摘する番組「3.15晩会」は、中国中央テレビ局(CCTV)が毎年3月15日の「世界消費者権利デー」に合わせて放送する。今回はナイキがバスケットボールシューズについて不適切な広告を行ったとされ、実際には使われていない靴底のクッションが宣伝されていたとの主張が展開された。

  ナイキは15日、クッションについて不正確な説明があった「ハイパーダンク2008FTB」300足が中国で販売されたことを昨年4月に把握し、購入者に連絡し補償と謝罪を行ったと発表した。

  今回の番組はまた、日本の「MUJI」ブランド製品について、放射能汚染地域で生産された食品が販売されていると批判。一部の商品が放射能の影響を受けた地域からのものであることを製品ラベルに表示していなかったと伝えた。

  「MUJI」店舗を運営する良品計画の担当者に営業時間外に取材を試みたが連絡は取れなかった。

  ナイキは2012年にも、靴底に実際は1枚のダブルエアクッションが2枚採用されていると誤った広告を行ったとされ、中国当局から487万元(現在の為替レートで約8000万円)の罰金を科されたと国営メディアが当時報じていた。

原題:Nike Put in Hot Seat for False Marketing by Chinese TV Show (3)(抜粋)

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