国際エネルギー機関(IEA)によれば、世界の原油市場の再均衡に向け石油輸出国機構(OPEC)と協調して減産を実施している11カ国の供給削減ペースが鈍化した。

  IEAの暫定データを利用したブルームバーグの算定によると、ロシアをはじめとする11カ国は2月に原油生産を昨年10-11月の水準から日量24万バレル削減した。これは約束していた削減幅55万8000バレルの43%にとどまる。カザフスタンがカシャガン油田で増産を進めたため、削減幅は1月の27万4000バレル(49%)を下回った。

  これらの国々の減産順守率はOPECを下回っている。IEAのデータによれば、OPECの2月の順守率は91%。サウジアラビアのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相は先週、米ヒューストンで、同国は模範を示すため必要以上に減産を実施したが、いつまでも「計画通りに減産を実施しない国々のために負担を引き受けるつもりはない」と述べた。

原題:OPEC Partners’ Oil Supply Cuts Faltered in February, IEA Says(抜粋)

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