米オラクルの2016年12月-17年2月(第3四半期)利益と売上高は共にアナリスト予想を上回った。クラウドベースのソフトウエアに注力する取り組みが奏功した。

  15日の発表資料によれば、一部項目を除く1株利益は69セントと、アナリスト予想の平均(62セント)を上回った。調整後売上高は前年同期比2.9%増の92億7000万ドル(約1兆500億円)に増加した。ブルームバーグがまとめたアナリスト予想の平均は92億6000万ドルだった。

  オラクルは1年余り減収が続いた後、3四半期連続で増収となった。同社はセールスフォース・ドットコムなどのクラウド・プロバイダーに対抗してクラウド関連の製品を増やし、顧客がインターネット・ベースのソフトウエアやサービスを通じて経費を節減するのを後押しした。オラクルのクラウド事業の売上高は12-2月期に62%伸びた。

  ジェフリーズのアナリスト、ジョン・ディフッチ氏は決算発表前にリポートで、「事業活動はクラウドを中心に堅調だったようだ」と指摘。オラクルの「事業をクラウドに移行させる取り組みはうまく行きつつある」と分析した。

  オラクルの株価は決算発表後の米株式市場時間外取引で、一時3.9%高を付けた。15日の通常取引終値は前日比ほぼ変わらずの43.05ドル。同社はまた、四半期現金配当を従来の1株当たり15セントから19セントに引き上げた。

  12-2月期の純利益は前年同期比4.5%増の22億4000万ドル。新規のソフトウエアライセンス収入は16%減の14億1000万ドルとなった。前四半期の同収入は20%減だった。

原題:Oracle Revenue, Profit Top Estimates on Cloud Software Gains (1)(抜粋)

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