2月の米小売売上高は6カ月ぶりの小幅な伸びにとどまった。

  米商務省が15日発表した2月の小売売上高(季節調整済み)は前月比0.1%増加。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想中央値と一致した。前月は0.6%増(速報値0.4%増)に上方修正された。

  ウェルズ・ファーゴ・セキュリティーズのシニアエコノミスト、ユージニオ・アレマン氏は統計発表前に、2月は「相対的に弱く、その理由の一つは所得税還付の遅れだ」と指摘。ただ、「信頼感の数字は非常に高い。雇用の伸びが続けば、それは唯一消費の堅調につながる」と述べた。

  国内総生産(GDP)の算出に使用される食品サービスや自動車ディーラー、建設資材、ガソリンスタンドを除くコア売上高は0.1%増加。前月は0.8%増だった。

  軟調な小売売上高の背景として、所得税還付に影響する法律の変更が一因となった可能性がある。今年は2月24日終了週までに処理された税還付が約1270億ドル(約15兆円)と、前年同期に比べて約10.5%少ない。

  自動車とガソリンを除いたベースの小売売上高は0.2%増。

  項目別では主要13項目のうち、増加を示したのはインターネット小売りや家具、健康用品、建設資材の4項目だけだった。

  一方、電子機器・電化製品は2.8%減少と、2011年12月以来の大幅なマイナス。最大項目の自動車・同部品は0.2%減少し、2カ月連続マイナスとなった。1月は1.3%の減少だった。ガソリンスタンドの売上高は0.6%減。衣料品は0.5%、総合小売店は0.2%それぞれ減少した。

  統計の詳細は表をご覧ください。

原題:U.S. Retail Sales in February Post Smallest Gain in Six Months(抜粋)

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