フランス大統領選挙で極右政党、国民戦線(FN)のルペン党首が勝利するようなことがあれば、同国の銀行株は売りを浴びるとシティグループが予想した。

  シティのアナリストらは5月の決選投票で反ユーロのルペン氏が当選すれば、仏銀株は平均で時価総額の4分の1程度を失うと試算した。最近の世論調査から見てその可能性は低いものの、昨年の英国と米国での予想外の結果を踏まえて「万一のケース」として分析した。

  「世論調査と異なる結果になったことはこれまでにもある」とアナリストのアズュラ・グエルフィ氏やサイモン・ネリス氏らがリポートで指摘。「フランスとフランス国債、法人・投資銀行業務へのエクスポージャー」が特に圧迫要因になると予想、「下落余地は相当大きいと考えられる」と分析した。

  シティによると、ソシエテ・ジェネラルは38%急落する可能性がある。国内事業からの収入の割合が高く、国債へのエクスポージャーおよび投資銀行業務の規模が大きいことが理由。

  一方、最も下げ渋るとみられるのはBNPパリバで、23%安。クレディ・アグリコルとナティクシスはそれぞれ30%と34%下落の見込み。

原題:Le Pen Win Would Wipe Out 25% From French Bank Shares, Citi Says(抜粋)

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