流行に敏感な人は、これをカクテルやコーヒーに入れて飲んでいる。米大手食品サービス会社はこれを新製品の流行の洋菓子に使っているほか、レストラン運営の米ボブ・エバンズ・ファームズはこれをワッフルに取り入れ、米マクドナルドはマフィンの上に乗せている。

  この新たな流行の食材とは他でもなく、昔からの定番食品バターだ。米農務省のデータによると、今年の米国のバター消費量は昨年から8%増の94万トンと、少なくとも1967年以降で最高量に達する見通しだ。

イタリア料理コッコリ
イタリア料理コッコリ
Source: DineAmic Group

  かつて健康の最大と敵として悪者扱いされていたバターは、今ではマーガリンやトランス脂肪酸よりも健康に良いとされている。食生活専門家の標的が、バターの動脈硬化リスクから砂糖の害に移っていることも追い風となっている。

  食品サービス会社USフーズ・ホールディングでは、昨年の全体の売上高が小幅減少したにもかかわらず、バターの売り上げは約7%増加した。同社はカラメルがかかったクロワッサンのような洋菓子「クイニーアマン」を売り込んでいるが、この菓子の4分の1がバターでできている。

原題:A Fatty Staple, Once Public-Health Enemy No. 1, Makes a Comeback(抜粋)

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