14日のニューヨーク原油先物市場ではウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物が続落。サウジアラビアが2月に原油生産を日量1000万バレル強に再び増やしたことが石油輸出国機構(OPEC)月報で示され、1バレル=48ドルを割り込んだ。

  ストラテジック・エナジー・アンド・エコノミック・リサーチ(マサチューセッツ州ウィンチェスター)のマイケル・リンチ社長は電話インタビューで、サウジアラビアが産油量引き上げ分を市場に放出しなかったと伝わったことから「サウジアラビアが生産枠割り当てに見切りを付けたのではないかとの懸念」が和らいだと指摘。「一方で、石油市場の材料の大半は弱気だ。在庫水準が高く、シェールオイル生産の活況が著しい状態が今も続いている」と話した。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物4月限は前日比68セント(1.4%)安い1バレル=47.72ドルと、昨年11月29日以来の安値で終了。ロンドンICEの北海ブレント5月限は43セント安い50.92ドルとなった。

原題:Oil Below $48 as Saudi Arabia Tells OPEC That Production Rose(抜粋)

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