インドでは2月のインフレ率が予想以上に上昇した。緩和サイクルの終了を示唆したインド準備銀行(中央銀行)の決定を裏付ける形となった。

  インド中央統計機構が14日発表した2月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比3.65%上昇し、1月の3.17%上昇から加速した。ブルームバーグがまとめたエコノミスト31人の予想中央値は3.6%上昇だった。

  これより先に発表された2月の卸売物価指数(WPI)は前年同月比6.55%上昇。市場予想では6.1%上昇が見込まれていた。1月の上昇率は5.25%。

  米金融当局が15日に利上げに踏み切ると見込まれるほか、国際通貨基金(IMF)は物価上昇圧力が高まった際にインドは同様の措置が取れるよう準備するべきだと指摘しており、こうしたデータはインド中銀のインフレ懸念を高める恐れがある。

  インド中銀のパテル総裁は先月、政策スタンスを「中立」と従来の「緩和的」から変更し、政策の柔軟性が高まると説明した。次回会合は4月6日に開催される。

原題:Indian Inflation Quickens on Food Costs Before Fed’s Rate Review(抜粋)


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