電子決済・電子取引処理ソリューションを手掛けるユーロネット・ワールドワイドは、米送金サービスのマネーグラム・インターナショナルに対し現金による買収案を提示した。同社買収で合意している中国資産家の馬雲氏が率いるアント・ファイナンシャル(螞蟻金融服務集団)よりも企業価値を高く評価しており、提示額も上回っている。

  14日の発表資料によれば、ユーロネットの買収案はマネーグラムの株主に対し1株当たり15.20ドルを支払い、9億4000万ドルの債務も継承する内容。企業価値を10億ドル(約1150億円)強と評価するもので、アント案を15%上回る水準という。銀行・モバイル口座が24億に上るネットワークを抱えるマネーグラムは、アントに身売りすることで1月に合意していた。

  マネーグラム株はニューヨーク時間午前7時51分現在、前日比23%高の15.51ドル。アントの広報担当を務めるブランズウィック・グループのティム・ダナハー氏はコメントを控えた。

原題:Euronet Bids to Take Over MoneyGram, Topping Jack Ma’s Ant(抜粋)

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