米10年債利回り3%を待つトレーダーは痛み覚悟を-ビアンコ氏

米10年債利回りが2014年以来の高水準も視野に入れて上昇する中で、ベテラン投資アナリストのジム・ビアンコ氏は債券弱気相場の到来に期待し過ぎない方がいいと警告する。

  「今は債券市場にかなり大量の空売りがあり、全員が利回り3%をにらんだポジションを組んでいる。3%になれば皆が利益を得る」と、ビアンコ・リサーチ社長の同氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで語った。

  10年債利回りは昨年12月以来の高水準に近い。米連邦公開市場委員会(FOMC)は14、15両日の会合で、今回の引き締めサイクルで3回目の0.25ポイント利上げを決めると見込まれている。

  ビアンコ氏は米国のインフレが加速し当局が利上げペースを速めるとみているものの、まず米国債の空売りポジションが消化されることになるほか、現在の物価上昇への楽観も薄れると予想する。

  利回りは「最初は低下し、皆が抱いている上昇への確信が試されることになるだろう」とビアンコ氏は述べた。10年債利回りが2.25%かそれ以下まで下がると予想する同氏は「夏まで待とう。ポジションが間違っていた痛みを感じるまで待とう」と話す。

  最終的には、もしインフレが加速すれば事態は一変するだろうとも同氏は述べた。

Bianco Sees Fed to Pushing for 3 or 4 Hikes in 2017

Source: Bloomberg

原題:Traders Waiting for 3% U.S. Yields Should Prep for Pain: Bianco(抜粋)

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