米モルガン・スタンレーは商品市場で貴金属を最も選好し、非鉄金属ではニッケルを好んでいる。同行は最近の価格下落にもかかわらず、商品に対し「持続的な強気姿勢」を示す。

  トム・プライス氏とスーザン・ベイツ氏を含む同行のアナリストは13日付リポートで、「価格シグナルは失速している」と指摘した上で、強気見通しは米国での大規模で長期的なインフラ再建や中国の「原材料集約的な成長サイクルの成熟期」に対する信用支援に引き続き左右されると説明した。

  ゴールドマン・サックス・グループも、中国の需要への懸念から今年に入って商品相場が下落しているにもかかわらず、商品に対してポジティブな見通しを維持している。

  モルガン・スタンレーは米国の移民政策を巡る不透明感も金と銀の価格を下支えしていると指摘。ただ、「世界の安定した経済成長と積極的なインフレ管理」を理由に、長期的には貴金属に対して弱気姿勢。パラジウム価格については、商業在庫の不足と供給不足で短期的には下支えされるとの見方を示した。

原題:Precious Metals, Nickel Best Commodity Picks for Morgan Stanley(抜粋)

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