東芝:第3四半期決算、4月11日までの発表再延期を申請

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原発事業で巨額損失を抱えた東芝は14日午前、昨年4ー12月決算(四半期報告書)の提出期限の再延長を関東財務局に申請した。認められれば4月11日まで延期される。1回目の延期理由となった米原発事業に関する調査や監査法人による評価などに、さらに4週間程度の時間が必要となったためとしている。

  綱川智社長は同日午後4時から都内の本社で記者会見し、再延期の理由などについて説明する。関係者によると、東芝は15日に取引銀行との会合で理解を求め、融資延長などを要請する見通し。今回の申請が認められなければ、3月27日が決算の最終提出期限となり、それまでに提出できなければ上場廃止が決まる。

  発表済みの暫定決算では、米原発子会社ウェスチングハウス(WH)が買収した原発建設会社ののれん拡大を中心に7125億円の減損を計上。今期末は1500億円の債務超過に陥る見通しとなった。買収に関連しWH経営者による不適切な圧力があったとの内部通報があり、決算に影響する可能性もあるとして調査している。

  東芝の14日の株価は一時前日比6.9%安の200.1円まで下落している。

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