米シトリックスがゴールドマンを起用、身売りの可能性模索-関係者

  • クラウドサービスを手掛けるシトリックスは投資会社に打診
  • 過去1年の時価総額増加で投資会社は買収で提携必要も

クラウドサービスを手掛ける米シトリックス・システムズはアドバイザーを起用して身売りの可能性を模索している。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

  シトリックスはアドバイザーにゴールドマン・サックス・グループを起用し、プライベートエクイティ(PE、未公開株)投資会社を含む買い手候補に打診した。未公開情報だとして関係者が匿名を条件に語ったところによれば、シトリックスの株式時価総額が大きく、投資会社は買収資金の確保で提携せざるを得ず取引が複雑になりかねないため、これまでのところ同社への関心は限定的だという。

  同関係者によると、過去1年の同社株の上昇でPE会社は買収価格にプレミアムを提示することが難しくなっている。

  同社株は13日に前週末比6.8%高の84.93ドルで終了。時価総額は133億ドル。同社経営陣は1月に向こう4四半期について「慎重な見通し」を維持していると警告していたが、株価は3月10日までの1年間で30%強上昇した。

  ゴールドマンの広報担当はコメントを控えた。シトリックスに取材を試みたが、コメントは得られていない。

  シトリックスはアクティビスト(物言う株主)のエリオット・マネジメントと2015年に現状維持合意をまとめてエリオットのジェシー・コーン氏を取締役会に迎えた後、戦略と経営の見直しを行っている。

  

原題:Citrix Said to Work With Goldman Sachs on Possible Sale (2)(抜粋)

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