米国債:下落、社債発行の増加で-FOMCの利上げはほぼ確実視

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13日の米国債相場は下落。利回りは年初来高水準に向けて上昇した。今週の連邦公開市場委員会(FOMC)に注目が集まる中、この日は社債発行の増加が重しとなった。また北東部に暴風雪の予報が出ていることも市場の関心を集めている。

  この日は欧州時間に、欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバー、スメッツ・ベルギー中銀総裁が米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)のインタビューで、政策委の最新の声明についてタカ派寄りの解釈を否定したことを受けて、ドイツ債をはじめユーロ圏主要国の利回りが低下。これを手掛かりに米10年債利回りも一時下げていた。ただその後は反転し、企業の社債発行額が250億ドル超となる中で上げを拡大した。

  JPモルガン・アセット・マネジメントの世界市場ストラテジスト、マイケル・ベル氏はFOMC会合について、「市場は利上げを100%予想していることから、予想外の決定がなされない限り市場の反応は落ち着いたものになる可能性が高い。決定が市場予想に反したものになれば、債券利回りの低下とドル下落につながるが、当社はそうなるとは見込んでいない」と指摘。「記者会見でよりタカ派的なトーンが発せられるかどうかに市場は注目しそうだ。タカ派的なトーンとなれば、利回りとドルにはなお上昇の余地がある」と述べた。

  ニューヨーク時間午後4時59分現在、10年債利回りは前週末比5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の2.63%。欧州時間には一時1.8bp下げる場面もあった。

  13日にはベライゾン・コミュニケーションズやヒューマナ、Tモバイルなど9社が社債発行を予定している。投資適格債の発行額は過去2週間、それぞれ500億ドルを超えていた。  

  14日から2日間の日程で予定されているFOMC会合をめぐっては、首都ワシントンならびに米北東部の大半が吹雪に見舞われた場合も、過去の例から判断すれば予定通り開催される見通しだ。

原題:Treasuries Fall as Corporate Bond Sales Surge Pre-Blizzard(抜粋)
原題:Treasuries Drop, Stocks Mixed as Fed Meeting Looms: Markets Wrap(抜粋)
原題:FOMC Expected to Meet as Planned Tues.-Wed. Amid Snowstorm (抜粋)

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