クウェートは石油輸出国機構(OPEC)が実施中の減産措置について、期限の6月以降も継続することを望んでいると明らかにした。減産で上昇した相場の勢いが後退する中、世界的な原油市場の均衡回復にはさらに時間が掛かると判断した。

  国営クウェート通信(KUNA)が報じたところによれば、マールゾウク石油相は、世界的に産油国が生産を引き下げたにもかかわらず米原油在庫が予想以上に増え、価格下落を引き起こしたと発言。OPECとして減産延長で合意するにはまだ時期が早過ぎるとしつつ、期間の延長を支持すると表明した。

  同相は「6月以降も減産合意を延長することを支持する」とし、これが「世界石油市場の再均衡を加速し、産油国と石油産業全体にとって許容できる水準へと価格が回復するのを後押しするだろう」と語った。

  これまでにOPEC加盟国のイラクとアンゴラも減産合意の延長に前向きな意向を示唆している。サウジアラビアのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相の減産延長に対する姿勢も変わった。6週間前には延長は不要だと述べていたが、先週は延長の可能性に含みを持たせた。ロシアのノバク・エネルギー相は、先週の産油国会合で延長の可能性を協議したと明らかにした。
  
原題:Kuwait Becomes First OPEC Nation to Call for Longer Oil Cuts (1)(抜粋)

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