ロンドンに本拠を置くヘッジファンド運営会社ホースマン・キャピタル・マネジメントでは、数カ月に及ぶマイナスの成績や長年続けていたショートポジションの削減が影響し、旗艦ヘッジファンドから約10%の資金が流出した。

  ブルームバーグ・ニュースが閲覧した投資家宛ての書簡によれば、ラッセル・クラーク氏が運用する「ホースマン・グローバル・ファンド」は2016年のリターンがマイナス24%と、年間での成績としては2009年以降で最悪となった。また今年1ー2月も6.7%のマイナスだった。ホースマン・キャピタルの広報担当はコメントを控えた。

  書簡によれば、このところの成績悪化は新興市場の下落予想から上昇予想への切り替えに伴うコストや、先進国市場の下落を見込んだポジションの増加が影響した部分が大きい。クラーク氏は顧客に対し、中国で相場が急落し世界中の市場に影響が及ぶとの予想が外れたと説明した。

  クラーク氏は償還要求について、「戦略の変更は、古い戦略を支持していた投資家との離別、そした新たな戦略を支持する投資家との出会いを意味する」とし、「償還を望む人は出てくるだろう」と続けた。

原題:Horseman Hedge Fund Suffers 10% Redemptions as It Ditches Shorts(抜粋)

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